Oracle Database 11g インストール †Oracle Database 11g をLinuxにインストールする手順をまとめます。 ここではCentOS 5.0にインストールしていますが、その他のディストリビューションでほぼ同様です。 Oracle Database 11gが動作するための最低限の環境設定になりますので、インストールするオプションによっては追加の設定が必要になる場合もあります。 CentOS 5.0のインストール †
CentOS 5.0の不足しているパッケージをインストール(user : root) †
yum install compat-libstdc++-33 elfutils-libelf-devel libaio-devel sysstat unixODBC unixODBC-devel OSグループとユーザーの作成(user : root) †
kernelパラメータの設定 †
これにあわせてkernelパラメータを変更します。
/etc/sysctl.conf ファイルの修正(user : root) †
/etc/security/limits.conf ファイルの修正(user : root) †
/etc/pam.d/login ファイルの修正(user : root) †
/etc/profile ファイルの修正(user : root) †
ORACLE_BASEディレクトリの作成(user : root) †
データファイルディレクトリとリカバリファイルディレクトリの作成(user : root) †
oracleユーザーの環境設定(user : oracle)~ †~/.bash_profile ファイルの修正
Oracle Database 11g のインストール †Oracle Database 11g インストールファイルの解凍(user : oracle) †
Oracle Universal Installerを起動(user : oracle) †database/runInstallerインストール方法の選択画面 適切なインストールタイプを選択してください。今回は「拡張インストール」を選択して進めます。 基本インストールの場合でも、「初期データベースの作成」のチェックははずして、インストール後にデータベースを作成することをお奨めします。 インストール方法の選択画面インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定画面 基本的に変更する必要は無いでしょう。 インベントリ・ディレクトリと資格証明の指定画面インストールタイプの選択画面 今回は「カスタム」を選択します。 インストールタイプの選択画面インストールの場所画面 基本的に変更する必要は無いでしょう。 インストールの場所画面製品固有の前提条件のチェック画面 Oracleのインストール要件を満たしているかのチェックがされます。 ここで警告などの結果になったものは、その問題を解消してから「再試行」してください。 製品固有の前提条件のチェック画面使用可能な製品コンポーネント画面 インストールしたいコンポーネントを選択してください。 使用可能な製品コンポーネント画面今回は、以下のコンポーネントを選択しました。 □ Oracle Database 11g 11.1.0.6.0 ■ Oracle Database 11g 11.1.0.6.0 □ Enterprise Edition Options 11.1.0.6.0 ■ Oracle Partitioning 11.1.0.6.0 ■ Oracle Real Application Testing 11.1.0.6.0 □ Oracle Net Services 11.1.0.6.0 ■ Oracle Net Listener 11.1.0.6.0 ■ Oracle Call Interface (OCI) 11.1.0.6.0 ■ Oracle XML Development Kit 11.1.0.6.0権限付きオペレーティング・システム・グループ画面 基本的に変更する必要は無いでしょう。 権限付きオペレーティング・システム・グループ画面データベースの作成画面 今回は「データベース・ソフトウェアのみインストール」を選択します。 権限付きオペレーティング・システム・グループ画面サマリー画面 設定したインストールオプションを確認しましょう。 サマリー画面インストール画面 Oracle Database 11gをインストール中です。時間がかかりますが、ガマンして待ちましょう。 インストール画面 構成スクリプトの実行画面 †
root.shスクリプトのバックアップ(user : root) †cd /opt/oracle/app/product/11.2.0/dbhome_1 cp -p root.sh root.sh.bak ~/.bash_profileの修正(user : oracle) †
Oracle Net Configuration Assistantの起動(user : oracle) †netcaようこそ画面 「リスナー構成」を選択します。 ようこそ画面リスナー構成 - リスナー画面 「追加」を選択します。 リスナー構成 - リスナー画面リスナー構成 - リスナー名画面 リスナー名を指定します。通常はデフォルトの「LISTENER」でOKです。 リスナー構成 - リスナー名画面リスナー構成 - プロトコルの選択画面 リスナーが接続を受け付けるプロトコルを選択します。通常はデフォルトのままでOKです。 リスナー構成 - プロトコルの選択画面リスナー構成 - TCP/IPプロトコル画面 リスナーが使用するTCP/IPポート番号を指定します。通常はデフォルトのままでOKです。 リスナー構成 - TCP/IPプロトコル画面リスナー構成 - リスナーを追加しますか画面 「いいえ」を選択します。 リスナー構成 - リスナーを追加しますか画面リスナー構成 - リスナーの構成が完了画面 リスナー構成 - リスナーの構成が完了画面ようこそ画面に戻るので、「完了」します。 ようこそ画面 Database Configuration Assistantの起動(user : oracle) †dbcaようこそ画面 ようこそ画面ステップ1/15 : 操作画面 「データベースの作成」を選択します。 ステップ1/15 : 操作画面ステップ2/15 : データベース・テンプレート画面 「カスタム・データベース」を選択します。 ステップ2/15 : データベース・テンプレート画面ステップ3/15 : データベース識別情報画面 「グローバル・データベース名」「SID」を決定します。 ステップ3/15 : データベース識別情報画面ステップ4/15 : 管理オプション画面 「Enterprise Managerの構成」を選択します。 ステップ4/15 : 管理オプション画面ステップ5/15 : データベース資格証明画面 パスワードを適切に設定します。 ステップ5/15 : データベース資格証明画面ステップ6/15 : 記憶域オプション画面 今回は「ファイルシステム」を選択します。 ステップ6/15 : 記憶域オプション画面ステップ7/15 : データベース・ファイルの位置画面 今回は「テンプレートのデータベース・ファイル位置を使用」を選択します。 ステップ7/15 : データベース・ファイルの位置画面ステップ8/15 : リカバリ構成画面 今回はデフォルトのままにします。 ステップ8/15 : リカバリ構成画面ステップ9/15 : データベース・コンテンツ画面 今回は「Enterprise Managerリポジトリ」だけを選択します。 ステップ9/15 : データベース・コンテンツ画面ステップ10/14 : 初期化パラメータ画面 今回はデフォルトのままにします。 ステップ10/14 : 初期化パラメータ画面ステップ11/14 : セキュリティ設定画面 今回はデフォルトのままにします。 ステップ11/14 : セキュリティ設定画面ステップ12/14 : 自動メンテナンス・タスク画面 今回はデフォルトのままにします。 ステップ12/14 : 自動メンテナンス・タスク画面ステップ13/14 : データベース記憶域画面 今回はデフォルトのままにします。 ステップ13/14 : データベース記憶域画面ステップ14/14 : 作成オプション画面 「データベースの作成」を選択します。 スクリプトを保存しておきたい場合は、「データベース作成スクリプトの生成」も選択します。 ステップ14/14 : 作成オプション画面確認画面 作成されるデータベースの情報を確認します。 確認画面データベースの作成が開始されます。時間がかかりますが、ガマンして待ちましょう。 データベース作成中画面データベースの作成が完了しました。 この画面の情報を控えておくことをお奨めします。 必要に応じて、パスワードの変更などを行ってください。 データベース作成完了画面これでデータベースの作成は完了です。 Database Controlへのアクセス †
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